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Z世代_06:重複リーチを実現!インフルエンサー施策を行うターゲットの見つけ方

記事概要

Z世代に対して情報を効果的に流通させるためには、トライブ(SNS上に存在する共通した価値観・嗜好性を持つユーザー群)を分析して、特定のトライブに所属するユーザーから実際にフォローされているインフルエンサーを活用した施策が有効です。
本記事ではインフルエンサー施策のトライアルを開始できるように、ターゲットトライブの選定方法とメリットについて詳しく解説します。 SNSにおける情報の広がり方には「ヒト起点」と「コト起点」があります。インフルエンサー施策はヒト起点で情報を拡散する代表的な手法なので、選定方法を知って、すぐにトライアルを開始する準備を整えましょう。

目次

ターゲットトライブの選定方法

インフルエンサー施策を開始するためには、はじめにターゲットトライブを選定する必要があります。ターゲットトライブを適切に選定できると、次の2つを知ることができます。

  • トライブに所属するユーザーに共通する価値観や嗜好性
  • それらのユーザーに効果的に情報を届けるインフルエンサーが誰なのか

それでは早速、選定方法について解説します。

 

4つの視点からターゲットトライブを選定

ターゲットトライブ選定時の視点は、市場規模、競合のシェア、商品・ブランドの親和性、インフルエンサーの存在。

ターゲットトライブは、画像に記載のある4つの視点から選定します。

ターゲットトライブ4つの視点この4つの視点を満たすトライブでなければ、インフルエンサー施策の成功に運の要素が大きく絡むことになってしまいます。裏を返すと、商品・ブランドとの関係において4つの視点を満たすトライブを見つけることができれば、プロモーションから効果検証までを一貫して戦略的に展開できるのです。

 

ターゲットトライブ選定の具体例

ターゲットトライブ検討時の要素マトリクス

ターゲットトライブの具体例については上の画像を確認してください。この表は「小売店で購入できるスイーツ」のプロモーション戦略を練る際のトライブ分析です。4つの視点で総合的な分析をかけているのが分かります。

ターゲットトライブ選定のメリット

を紹介

効果的な重複リーチを実現できるメリットがある

丁寧にターゲットトライブを分析した上でインフルエンサーを活用したプロモーションを実行できると、ユーザーに対して効果的な重複リーチを実現できるメリットがあります。

受動的に情報に接するマス媒体と異なり、SNSではユーザーは能動的に情報に触れていきます。そのためSNSにおいて同じ広告に繰り返し接触させることは、ユーザーの嫌悪感につながってしまうのです。

こうした問題点を効果的に解決するのが、インフルエンサーを活用して実現する重複リーチです。トライブに所属するユーザー群は同じ価値観・嗜好性を持つため、一人のユーザーのもとには、インフルエンサーが発信した商品情報と他のユーザーが発信した商品情報が重複して届きます。

このように、一つの商品情報について常に違う角度から触れられるため、ユーザーの中に嫌悪感を形成せずに商品に対する認知を高められるのです。

 

数字で見る重複リーチの効果

認知は重複1回からでも伸長し、購入意向は重複10回程度からスコアが伸長。

上のグラフから読み取れるのは、フォロー人数が多くなり重複リーチの回数が増えるに連れて、認知および購入意向が高まることです。認知自体は重複リーチの回数とほぼ比例して伸びますが、購入意向は重複リーチが10回以上になると一気に伸びているのが分かります。

特定のトライブにおいて、多くの人からフォローされるインフルエンサーを通して商品情報をユーザーに届けるのが、いかに重要かが分かるでしょう。このように、ユーザーに嫌悪感を与えずに重複リーチを実現するためには、トライブ分析に基づくインフルエンサー施策が有効です。

トライブ分析はspiceboxにご依頼ください

spicebox独自の分析ソリューションと各ソーシャル施策特化型のチームを持つことで、一気通貫で請け負うことが可能。トライブ分析は、SNSにおいて明確な仕切りを持たずに存在するコミュニティを、地道な作業から見つけ出すものです。そのためトライブ分析の活用により、運の要素を可能な限り排除した戦略的なマーケティングを展開できます。

商品・サービスのプロモーションを仕掛けるために最適なトライブの発見は、spiceboxにお任せください。複雑なトライブの理論を丁寧に説明した上で戦略を提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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