スパイスボックス、 SNSデータ分析に基づいた「採用コミュニケーション」のソリューション提供を開始 トライブ起点で設計するデジタルアプローチからイベント施策をワンストップで実施
プレスリリース
2019.08.07
株式会社スパイスボックス(本社:東京都港区、代表取締役社長 田村栄治)が企業の人事部門向けにサービスを展開する採用コミュニケーション事業部は、オリジナルのSNSデータ分析メソッドを企業の採用活動に活用した、新しいソリューションの提供を開始しましたのでお知らせいたします。企業の採用ターゲットをSNSのデータ分析を元に分類し、それぞれ分類されたグループへエンゲージメントする人物、メディア、思考などを特定して活用することで、より効果的な採用コミュニケーションを行うことができます。
また、弊社が2017年より採用コミュニケーションの支援を行っております、パナソニック株式会社(以下、パナソニック)と他複数社の共同開催で、企業と学生が強いエンゲージメントを構築するイベントを実施し、このたびの新しいソリューションを活用しイベントプランニングをスパイスボックスが支援しました。こちらを活用事例としてご紹介します。
■ トライブマーケティングを応用した、採用コミュニケーションの企画設計について
2019年3月卒業学生の就職率が4月1日時点で97.6%(※)と昨年から引き続き高水準を維持し、企業へ就職を目指す学生にとっては売り手市場が続いています。また、経団連が大手企業の採用面接の解禁日などを定めた指針を2021年春入社の学生から廃止を決定するなど、今後は横並びの新卒一括採用を見直す動きが広がると予想され、企業が求める優秀な人材を確保するには、従来の採用活動だけでは難しくなってきています。こうしたなか、企業にとって一人でも多くのターゲット学生に自社の魅力を伝えるために、採用マーケティング活動の必要性が年々増しています。
スパイスボックスは、2018年7月より企業の人事部門向けに「採用コミュニケーション」施策支援の提供を開始しており、今回は新しい取り組みとしてトライブマーケティングを応用したソリューション提供を開始しました。スパイスボックスが提供するソーシャルリスニング(※)プラットフォーム「THINK」を使い、企業が求める学生はどのような興味、嗜好を持っているのかを特定の属性に分類する「トライブ分析」を実施することで把握。ターゲットとなるトライブ(特定の属性を持つ人の集まり)へ影響力のあるアカウントやインフルエンサーなどを特定し、より効果的な採用コミュニケーションが実施できるよう施策支援を行います。
【参考】
・スパイスボックスが提供する採用向けコミュニケーションサービスについて
(プレスリリース)https://www.spicebox.co.jp/news/2018/07/saiyo/
・「THINK for HR」
(サービス詳細) https://www.spicebox.co.jp/services/think_for_hr/
ソリューション提供の一例を、共同開催したイベント内容を参考に以下、ご紹介いたします。
■ メッセージを届けたい層に影響力のある人を巻き込んだイベントのプランニング支援
<イベント開催概要>
・タイトル: 「Mission driven meetup #1 〜人生100年時代、なぜミッションが重要なのか?〜」
・日 時 : 2019年5月25日(土)14:00~17:00
・主 催 : パナソニック株式会社、FastGrow、株式会社スパイスボックス
・テーマ : 大学生を対象に「自分が大切にして生きたいこと」「自分が社会で実現したいこと」を“ミッション”と定義し、参加者一人ひとりが自分のミッションについて考えを深め、行動につなげていくことをテーマとして開催。5人の登壇者がそれぞれの意見や考え方をトークセッションで繰り広げる。
・スパイスボックスが提供したプランニング支援について
スパイスボックスは今回のイベントで、ソーシャルリスニング(※)プラットフォーム「THINK」を使い、パナソニックが求める学生にどのような人物が影響力を持っているのかを分析。学生の仕事に対する考えやキャリアを起点に、特定の興味や嗜好を持つ人の集まりを分類し、パナソニックの趣旨であるミッションドリブンに添い、自身のミッションを語れる方を可視化しました。その結果を基に、1可視化した人物にイベントの趣旨を理解、共感して頂き登壇を依頼2エンゲージメントの高いメディアFastGrowで告知し、効率的な集客を実施、3パナソニックが提唱する”ミッションドリブン”を軸に学生と親和性のあるトークセッションの内容を企画、などプランニング支援を行いました。
パナソニックがメッセージを届けたい層を絞り込み、エンゲージメントするメディアや影響力の高い人を巻き込んだ発信を仕掛けることで、関連性の高い層へのリーチを実施。また実際に会場に足を運び参加するオフラインイベントで、より企業へのエンゲージメントに寄与する企画となるようプランニングをしました。今年度は、学生向けにイベントを全4回企画しており、第2回は9月28日(土)を予定しています。
スパイスボックスでは、採用ターゲットの行動、インサイト分析から、実際の採用アプローチの手法まで、「企業と学生を繋ぐ本質的な採用コミュニケーション」の支援を行っています。今後も、多くの企業の採用コミュニケーション活動を支援して参ります。
【参考】
・「Mission driven meetup #1 〜人生100年時代、なぜミッションが重要なのか?〜」開催レポート
(パナソニック企業サイト)
https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/hr-feed/meetup2019/0525.html
・パナソニックとスパイスボックスが取り組む、「採用コミュニケーションについて」
(プレスリリース)
https://www.spicebox.co.jp/news/2018/11/panasonic/
(※)平成31年3月大学等卒者の就職状況(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000205940_00002.html
(※)ソーシャルリスニングツール
Facebook、Twitterの膨大なデータから、生活者の定量データ(いいね!やシェア、リツイートなどSNS上の生活者のアクション量)、定性データ(口コミ内容など)を収集、分析する専門ツール。
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